Windows Vista 2

こんにちは、畠山です。

今日も前回に引き続きWindows Vistaを使っていてのお話をします。

1) Low Priority IO

皆さん、現在のパソコンの設計上、もっとも動作が遅いハードウェアをご存じですか?そう。ハードディスクです。これは数年前に言われていたことなので、現在もうちょっと差があるでしょうが、HDDからデータを読み込んで計算するには、HDD->バス->メインメモリ->CPUのレジスタ という流れが一般的ですよね。それぞれのスピードを考慮すると

・CPUのスピード (例えば 3.0 Hzとした場合) : CPUはバスのn倍で動作させるのが普通です

・バスのスピード (1024 MHz) = 1/3

・メモリのスピード (DDR2 800 だいたい200 Mhz?) = 1/15

・HDDのスピード(Serial ATA ???) = 言われていることですが、メモリへのアクセスを1秒とすると、HDDへのアクセス時間は1日以上

これに加えて、データの伝送速度も考慮しないといけません。

上記の数字は決して厳密なものではないのですが、HDDへのアクセスというのはなるべく避けるようにシステムはデザインされていくべきだということは明白です。RDBMSなどはそのためにデータをメモリ上に多く保存させるために「キャッシュ」の機能を標準搭載していますし、64bitの意味というのは、そのキャッシュ空間が各段に広がることからの期待でもあります。

さて、Vistaに話を戻しますが、新しい機能として「Low Priority IO」というのが加わっています。簡単にいうと、HDDへのアクセス命令に順番を指定できる、というものになります。昨今は、セキュリティの懸念が高まりまして、各種ウィルス対策ソフトウェアを皆さんも導入されていると思いますが、実際にはHDD上のファイルをスキャンするわけで、それは時間がかかったり、ほかに動いているプログラムへの影響もあるでしょう。実際HDDアクセスしている命令が出ている間、CPUなどが「待ち」状態になる可能性もあります(現在はそうならないように、様々な工夫がされていますが)。このLow Priority IOを適切に使用していれば、ユーザーが操作しているときは、HDDへのアクセスを後回し・中断させてくれることができますので、快適なレスポンスが期待できます。Vistaには「デスクトップ検索」の機能もありますが、こちらも実際には皆さんの作業の邪魔になるべくならないように考慮されているわけです。

参考: <download.microsoft.com/download/6/d/8/6d85c10c-c18d-4792-a7dd-526cf390f843/Priorityio.doc>

2) Startup Repair Tool (StR)

これは私が今年の夏の本社での研修で、「これはすごい!」と思った機能になります。簡単にいうと、ブルースクリーンなどでVista OS自身が正しく動かなくなった場合、再起動時によくある原因(たとえばブートファイルが破損したなど)に関して言うと、Vistaが自動的に検知して修復してくれます!当然、それなりの設定が必要ですが、皆さんが現場に行っていろいろ作業する時間は大幅に短縮されるのではないかと思います。

参考: <http://www.microsoft.com/japan/technet/windowsvista/evaluate/feat/relperf.mspx> 一番したの章になります

どうです?VistaってOSとしての基本機能が充実してきていますよね。これ以外にもマイクロソフトのサイトにいろんな情報が出ていますので、ぜひお時間あるときにみていただいて、また「動かして」みてください。

それでは。

2006年12月12日

畠山大有

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