コンピュータにデータを入れる – Visco

マイクロソフト畠山です。
 
前回の続きを少しだけ。
コンピュータは言われたことしかできないという話をしました。でも、繰り返しの仕事、つまり大量のデータを処理させるのは得意です。
私たちの日常の作業と、コンピュータの接点は、そういう意味では非常に単純で
 ・「入力」
 ・コンピュータが「処理」
 ・コンピュータからの「出力」
になります。
出力については、画面だったり、印刷物だったり、さまざまですが、問題は「入力」です。
どうやってデータを放り込むのか・・・
 
これは本当に頭の痛い問題ですよね。データさえあればいいのですが、以下の様なデータを「入力」するのは、本当に骨の折れるかつ、費用(お金と人)のかかる作業です。私も皆さんと何度かこの話になったとき、どうしたものか、と思いました。
 
こんなことができたらいいなという例:
・メタデータ自動登録
 放送局様の場合、大量のTape素材が保管されていると思います。これは、捨ててよいものかどうかも判断つきませんし、Tape自身も劣化していくものですから、ほかのメディアにいつか必ず移す必要があります。また検索もさせたいですが、映像検索の技術はデジタル化されても今は現実的に使えるものがありません。やっぱりメタデータを検索して、それに紐付く映像を自動サムネイル・プレビュー・タイムコード付きで!といきたいですよね。
 新聞社様の場合も、写真の素材が大量にあるかと思います。これも同じ様な理由で管理していきたいですよね。
 誰がメタデータを入力するかといえば、今は「人」以外に判断ができない部分があります。
・制作に関わるデータの自動登録
 放送局様の場合は、ひとつのコンテンツを作成するのに、いくら金をかけてでも良いものを制作しなければいけないと伺っております。その際に、いちいち、ロケの現場で、誰が、何時間動いたとか、機材をこれくらい使ったとか、詳細に入力していられないですよね。
 新聞社様も同様で、事象/事件を幾日も張り込みをしながら追っている記者の方たちなどは、そのための様々なコストは正直細かいところまでシステムに入力していられないのではないでしょうか?
・1 Source Multi Use
 素材があるとしても、それは
  - 複数のチャネルですぐに使えない。理由は
   > データ共有/変換
   > 素材そのものの権利処理
   > そもそも複数のチャネルで展開することによる、製作コスト増(ギャラなど)、および見えない利益予測
 でも、準備はしておきたい・・・ということがあるかと思います。これも、実際は様々なデータを入力してあげても、その価値が見いだせない可能性もあるのですが、実際にやるとなると、システム的に、要は自動的に処理できれば効率的ですので、やらねばならない面があるかと思います。
 
いろんなケースがあるかと思います。
私もマイクロソフト製品で何かお手伝いできるものが無いかと社内の情報を日夜収集していますが、一つこんなものを見つけました。
 
Visco:
Microsoft Visioの上で、野球をはじめとする幾つかのスポーツのスコアカードを生成する製品です。
試しに、下のサイトのスコアブックを見てみてください。
 
Scorebook.jp
 
これはデータの入力は「Visio」上で各アクションがあるたびに、それをマウスの操作でグラフィカルに記録します。「なんでVisioなの?」と思われるかもしれませんが、Visioには
・事象をグラフィカルに表現する
・一つ一つの絵の裏に、データを持つことができる
という特徴があります。このViscoは正にそれを実現しているわけです。
実際にいくつかのアマチュアスポーツ大会、しかも全国規模の大会でこのViscoが使用されているわけですが、こんな感じでデータが流れていきます。
>
 
1. Viscoでスコア記録
2. 適切なタイミングで、PCからサーバーへデータ送信
3. サーバー上で、リアルタイムで各PCの集計結果をサマリー化 (MicrosoftのSQLServerというRDBMSを使っています)
 
これ自体も、例えば各都道府県で実施されている、全国高校野球の都道府県予選などで利用されれば、リアルタイムで「わが町」の試合経過を見る際に、非常に魅力的な「データ」となり得るかもしれません。
記者の方が、記事を書くときに、PC1台あれば、両方できてしまうわけですね。ちょっと話はそれますが、PCっていろんなことができる「機械」ですから、非常に便利ですよね。
 
さて、視点を先ほどのメタデータ入力に変えましょう。
今Visco自身はスコアカードをつけるというところに注力をされて作成されていますが(これ自身もコンピュータですので、想定されていることしかできません)、PCには時計があるわけで、タイムコードを付与することもできそうです。となると、
・過去のスポーツのゲームの試合結果のタイムコードを生成するときに、スコアカードも付与してあげる
なんてこともできそうですね。
 
Viscoは、マイクロソフトのパートナー企業様であるMister様が開発・販売している製品ですが、コストを考慮すると非常にお得かつ触っていて「楽しい」製品です。是非、ご興味あるようなら、Mister様のサイトから情報を入手していただければと思います。
 
Mister様 Visco製品情報ページ
 
今回は、データ入力という観点から、スポーツで利用できそうな製品をご紹介しました。こうして製品として具体化されているものがあれば、ドンドンご紹介していきたいと思います。
如何にして皆さんがおもちのデータを資産化するのか? 電車の中で、今日も考えたいと思います。
 
2006年12月25日
畠山大有
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