全体を俯瞰する

マイクロソフト畠山でございます。
皆さん体調くずされたりしていないでしょうか?私の周囲は結構くずしている方、お見受けします。
暖かくなりかけたり、寒かったり。地球気象の異常を例にあげられて、私も「そうかも」と思っていましたが、先日のNHKの毛利さんが南極にいかれたときの番組で、ふと目を覚まされました。地球って10万年単位で気温が上がったり下がったりしているんですね。南極の積もり積もった氷の層を調べることでわかったそうです。そしたら、今の気温が上がっている現象も、地球全体からみたら、非常に小さい正常範囲の動きなのでは?と思ったりしました。小さい小さい。
 
さて、情報システム部門の皆さんでは「全体最適」という言葉。最近耳にされていませんか?
私自身はお話させていただいている方からこの単語聞くようになりました。これまで個別に最適化されていたシステム=業務担当者に全てが最適だったシステム。これで企業全体のかじ取りを考えたときに、様々な問題があるというので、対策として考えられた言葉になります。
これも、一歩引いてみれば、当然わかる話なのですが、現実問題として、システム化が進んだ当時には想像つきにくかったのだろうと思います。
幾つかの会社様の情報システム部門の部門長様は、これが自分たちの組織の存在意義でもあるとのご認識から、取り組まれているようです。これは全くもってその通りだと私自身も思います。ITも施設の一つに過ぎませんが、それを会社全体を見渡した視線で、全体でも、個別にも、最適化できるような仕組み。これに取り組まれているのです。

IT業界でも、最近この言葉を実現すべく、「EA = Enterprise Architecture」という言葉のもとで、様々な参照モデルを提唱しています。が、いずれも、現場の皆さんからみると「そんな教科書的なことを言われても」となるのが現実でしょう。

以下、Microsoftの考えているEAになります。
私自身も、このメリットは結構あると思います。
1. 無駄の最小化:
 個別のシステムで実装していたさまざまな要件を集約させることができます。例えば、セキュリティ、ロギングなどの非機能要件。このエリアについては、カバーエリアが広いと思います。別のセキュリティ基盤を「利用する」ようにすれば個別システム間の重複が最小化されます。
2. データ重複の最小化:
 複数のシステムで、同じコンテンツデータをもっていたりしますよね。全体を見れば、複数のシステムでの整合性を取るべく、一か所でもたせるのか、複数のシステムで整合性を保つ処理をするのか?こういった議論ができますよね。
3. 業務の反映
 業務は、個別システムで閉じている場合は、ほとんどないと思います。つまり、システムは業務のある側面をコンピュータ化したものが殆どであり、組織内の全ての業務を網羅したシステム作成は理論上不可能かと思います。なぜなら、将来変わりうる業務があるからです(これが無くなると組織として陳腐化してきているのかもしれません)。つまり「カイカク」ですね。ですので、業務・体制が変わるたびに、システムに手をいれたり、「運用でカバー」したりとなります。
 全体から見ると、個別のシステムも、所詮は企業内業務を支える、1つの要素に過ぎないことが見えてきます。ここは非常に重要なのですが、複数のシステムをまたがらないと、業務が成立しません。例えば、PC購入申請書。この手のものって、システム化するまでも無い気がしていますが、買掛/売掛が発生するので、最終的には財務会計のシステムまで通す必要があります。
 つまりは、そういった業務の変更時にも、ある程度対応可能な様に個別システムを設計できる。ということになります。
 
となると、複数のシステムを有機的かつ緩く連携させる基盤の存在が重要視されます。
マイクロソフトでは、そういった連携基盤を効果的に構築させるための製品がいくつかありますので、ここに列挙させていただきます。
BizTalk Server 2006: XMLを中心にリアルタイムで電文保証をしながらメッセージ連携を行う、サーバー製品です。Windows以外のプラットフォームとも連携させることができます。
Connected Services Framework 3.0: SOAの考え方をベースに、BizTalkよりもさらに緩い連携を実現させます。NAB2005などで、Microsoftは複数のメーカーの放送機器を有機的に連携させ、番組制作業務の円滑な実行を支える基盤として本製品を位置づけています。
Windows Communication Foundatoin (WCF): こちらは上記バス的な製品とは別で、個々での接続部分の開発を容易にするためのライブラリです。Windows Vistaには標準搭載されています。Windows "Longhorn" Serverにも標準搭載される予定です。
 
こうした要素は、皆様の情報システムが円滑に全体最適を行うことを支援できると思っています。全体を俯瞰し、かつ業務の変化に対応できる全体像。私もそのための「青写真」作りを是非お手伝いさせていだきたいと思っています。是非ご興味あればお声掛けください。
 
2007年3月23日
マイクロソフト
畠山大有
 
広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中