SaaS for Content Business (2)

マイクロソフト畠山です。
今回も引き続き、"SaaS"について取り上げます。

  • "SaaS"の定義

IT業界は良くこうした「キーワード」の独り歩きが進みますので、そもそも

"SaaS"とはどういうものなのか?

という事を定義しましょう。ここでは、私が理解しているもの、という事です。
こうした「キーワード」の定義は非常に大事だと思っています。なぜなら、お互いにキーワードの内容に理解の違いがある場合が多々あります。特にIT用語は。SOAがいい例ですね・・・
ここでは

インターネットを通じて、何らかのアプリケーション・ソフトウェアを、複数のユーザーに対して提供する事

としましょう。
特に、インターネットである必要も無いですし、ソフトウェアである必要も無いのですが、現実的にはこの組み合わせになると思いますので・・・地デジ網は例外ですかね?CATV網も。ですが、話を簡単にするためにそうしましょう。

「ソフトウェアのパワー」という視点で見ていると、実に多種多様なものが、コンピュータ上で展開されていることが分かります。これらを、限りなく低価格のインターネット網を通じて提供することで、消費者、サービスの提供者、双方にメリットが出る可能性がある、ということですね。最近議論されているのは、この「可能性」だと思っています。
特に皆さんに関係のあるところでいえば、一般の方が日ごろ欲している、ニュースおよびエンターテイメント系のデータ、つまりコンテンツをおもちで、それを、放送網、新聞配達網、更には一部インターネット網で、ソフトウェアの力も使って展開できるのでは?ということですかね。

さて、それらは、どうやって「使える状態」になるのでしょうか?
インターネットは怖いもので、「公開」してしまえば、それは世界中の人が閲覧できるようになります。勿論アクセス権で制御はできますので、特定のユーザーしか閲覧できない様にすることもできますね。そして、公開する方法も様々あります。

  • 画面として公開するもの
  • APIとして何らかのプログラム言語から呼び出せるようにするもの
  • 上記の亜種としてXMLの塊として(具体的にはRSSですが)、リクエストに対して、データを返すもの

これも使うユーザー、つまり対象を誰にするかで、何を用意しないといけないのか決まってきますよね。

  • 一般ユーザー。コンシューマー。消費者向け: 画面が無いと意味がありません
  • 他企業。他組織.。他のWebサービス提供者、これは個人も含まれますね、向け: 何らかの開発が間に入りますね。「マッシュアップ」と称される、いわゆる複数の画面、ロジック(ワークフロー)、(場合によっては)データを統合するものは、開発しないと使えません。

「Web 2.0」という話の中では、良くこの「マッシュアップ」をするために、API公開されているものが挙げられていますが、これは「開発を必要とする」ことに注意する必要があります。その開発の難易度を低くするために、いろんな工夫がなされているということですよね。そして、誰がそれを開発するのか?ということも課題です。

可能性と、その可能性を広げるために公開すること、その公開の手段について見てきました。
おそらくコンテンツをお持ちの皆様にも、「コンテンツを公開すると新たなビジネスチャンスが広がります」という話が、社内外で巻き起こっているのではと思います。
これから、それを、一つ一つ紐解いていきたいと思います。

2008年3月21日
マイクロソフト株式会社
畠山 大有

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