SaaS for Content Business (4)

今回はデータの流れから、インターネット網での相対位置について考えてみましょう。

「コンテンツ・ファクトリー」。

報道組織としては、新聞社・通信社・放送局が価値のあるニュースコンテンツをもっている組織だと言えると思います。
情報系のコンテンツは、新聞社の場合は独自取材しているものがあるでしょう。週末版なんかはそうですね。放送局の場合はほぼ制作会社に依頼していると伺います。
バラエティーは放送局の独壇場ですね。
ドラマなども制作会社。

こうしてみてみると、既存のコンテンツの所有権という意味では、著作権が絡む問題もあり、報道/情報系のものなら活用できるものの、それ以外は難しいというのが改めてわかります。YouTubeの様な存在がありますが・・・

インターネットは「検索」「比較」することを容易にしました。
そこで単一の放送局などのサイトを訪れるというのは、その放送局がコンテンツの大本であることにより、関連情報に期待してるからでしょう。とあるメディア企業の入社試験にきた新卒の人が、面接で「ニュースはYahooでみています」と答えたそうですね。読売新聞社さんがコンテンツ販売しているから成立しているのですが、F1/M1はそういう「世代」だということも認識しておくべきですね。
ここで考えられるのは、メディア企業のホームページがポータルになるのは非常に困難であるということです。勿論そうした方もいらっしゃるでしょうが、大多数ではないでしょう。調査してみたいところですね

流通という観点からみると、その大元となんらかの形でつながっている必要があります。仮に、ドラマ比較サイトみたいなものをやろうとしたときに、各局のドラマリストみたいなものが必要となりますね。そのドラマリストは、番組情報の簡易版をメタデータとして提供してあげることが必要でしょう。コンテンツそのものへのURL、つまりアドレスつきでですね。

ここではどうやって収益を上げるかはひとまず議論しません。
ですが、インターネット上の常識として「情報は無料」というものがあります。ここでも収益は何らかの形の「広告」で得るものと仮定して話を進めます。ユーザーの時間を頂くための「価値あるコンテンツ」を提供して、人を集めること。一般的なマスの情報なのか、ターゲティングされた情報なのかも選択できるとしてですが。

コンテンツ・ファクトリーがコンテンツリストをインターネットに公開したとします。認証云々はここでは置いておきましょう。
となるとそのリストは「独り歩き」をして、勝手に「成長」してくれますよね。いろんなところで活用される「価値のある」データとして扱われるでしょう。そうでないものも勿論あると思います。これは、提供した側としては非常に嬉しい事ですよね。みんなが見てくれるわけですから。再利用されているわけです。多くの人が求めている場所。そこに新たなビジネスチャンスが広がっているのではないでしょうか?

今朝「フリーペーパーの衝撃」という書籍を読み終えました。
つくづく思うのは、メディアというのは広告の中で生きていけるんだなぁという事です。
そしてそれを活かすのは、チャネル(流通網)とターゲティングなんだなという事です。
SaaSの世界においては、インターネットがチャネルですので、限りなく無料に近いです。
ターゲィテングをするためには、「ログ」を集める仕組みが必要ですね。「アンケート」の併用も必要でしょう。
こうした仕組みを考えるのが「エンジニア」たる私の役目です(笑)。

直接お会いできる皆様。いつでもお声掛けください。最近の頭の中はすっかり「Cloud Computing」になっています。Personal Computingの会社にいながら(笑)。マイクロソフトもそうした方向に舵を切っていますので。

2008年6月25日
マイクロソフト株式会社
畠山 大有

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