パッケージ適用によるコスト削減

最近いくつかあるシステム構築のお話で「パッケージの採用」が検討される傾向が強くなっていると思います。情報システム部門の皆さんはここで考慮しないといけないことがあると思います。

  • 目的は、コスト削減。一番高いのは人件費であること。これが途中で忘れられます。
  • パッケージは、
    • 今のユーザーの利便性に100%答えられない
    • カスタム開発に比べて、確実に機能、利便性などが劣る。良くEPRパッケージのGUI部分だけ、カスタム開発することがありますよね。ライセンスコストと利便性を考慮しての選択です
    • しかし、ソフトウェアのライセンス・保守コストは相対的に安くなる
    • パッケージのバージョンアップに合わせて、システムも増強されていく。という事は、将来も見据えてそのベンダーの投資力なども考慮すべき
    • カスタマイズ手段は用意されているが、パッケージ内に作り込むと、後々痛い目にあ
  • カスタム開発では、
    • 今のユーザーの利便性に答えられる。答えようとする
    • 機能、利便性などは機能要件に答えられる。答えようとする
    • ソフトウェア開発工数がけた違いにかかる。
    • 導入・保守費用は間違いなくあがる。
    • そして、業務要件に合わせての変更は、確実に時間・人件費ともに高くなる

ここには、システムには精通していないエンドユーザー部門の要求をどこまで受け入れるのか? ということもも大事です。以前と比べて、メールやインターネット閲覧、文書作成など、作業をされる現場の方のIT技術は確実に以前に比べてあがっていると思います。かゆいところまで手が届くシステムを追及することで、高コストになり、ビジネス的な発展にシステムが対応できなくなったら本末転倒ではないでしょうか?

この為に必要となる視点は、全体をみる。ということです。大小100くらいのシステムをもっていらっしゃる方もいらっしゃるでしょう。同じ役割のシステムが、部署が異なるだけで、既存の業務フローの上にそって作ったから、という理由だけで存在していませんか?

パッケージを使う時の大原則。私は以下のように考えています

  • 全体をみて、役割別にパッケージを導入する。認証なら、認証。ERPならERP。文書管理なら文書管理。業務機能ではなくて、ITとしての機能という側面。それを組み合わせることを考える
  • パッケージには原則手を入れない。手を入れるとしても、既存パッケージとは極力分離した形で。MicrosoftのSAP導入事例が一番分かりやすい

皆さんも、会社のビジネスを支える情報システム部門として、景気が悪くなった今だからこそこうした事を考えてみませんか?

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