SharePoint で ePub : 今度はワークフローで自動化 (1)

さて、前回のポストの発展系でバッチ処理の第一歩を試してみました。なんと、Aspose.SharePoint は、ワークフローのアクションまで提供してくれていました・・・

ここでは、SharePoint Serverの特定のフォルダにファイルをアップロードした後に、手動で起動すると、ePUB自動変換をするワークフローを作成します。
次回に、手動起動ではなく、自動起動をさせます。
CMSとしては、それらの関連付けだけ管理できていれば、該当コンテンツをマルチデバイスで提供するのはたやすいと思います。

  • SharePoint のOData自動変換 / 全文検索 / アクセス権管理 / データの複数手段での投入 (メール、API、UIからなど)
  • Aspose.SharePoint によるWord (PDFもあります) ファイルの ePub自動変換

皆さんがすべきことはただ一つ。画面のアプリを作るだけです・・・HTML5だろうが (with JavaScript = JSON)、Webブラウザー + EPUB Readerだろうが・・・

事前準備

Aspose.SharePointのインストール。これは前回お話した通り、超簡単。

今回のシナリオ様に、ドキュメントライブラリを2つ作ります。

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「最終稿」: Wordの最終版が入る場所。つまり記事/書籍などを書き上げたあと、ここに入れるフォルダ

「EPUBリスト」: 「最終稿」のファイルが自動的にEPUB変換される先

SharePoint Designerでのワークフローの作成

以下を参考にしてください。

Microsoft SharePoint Server 2010 / Visio 2010 ワークフロー開発ガイド

今回はSharePoint Designerを使います。

該当サイトに接続します。

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サイトオブジェクトから[ワークフロー] を選択します。

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ワークフローの新規作成をするのですが、それを紐づける場所で、再利用可能な状態 / サイト単位 / 固有のリストもしくはライブラリ単位 を選択できます。
ここでは、単純化するため[リスト ワークフロー]から、先ほどの 「最終稿」ライブラリを選択します

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ワークフローに名前をつけまして

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そうすると、ワークフローのエディター画面になります。SharePoint Designerで作成するワークフローの基本は、一直線型 + 多少の条件分岐です。

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ステップを追加します。
ここでは、ファイルを単純に変換するだけですので、その[アクション]から [Concert via Aspose.Words]を選びます。
個人的にはこの時点でこのツール買う意味があると・・・

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最初のステップのパラメーターを設定します。これは、手動でプログラムをキックしていれば、理解できると思います。

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SharePoint Designerのパラメーターの設定はその文章を完成させていくような形です。以下の様なものですね。

ファイルフォーマット: EPUBを選択

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出力場所。this url と青字になっている部分ですね。ここでは、該当ドキュメントライブラリのURLを入力します。

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今回はそれ以外はデフォルトのままにしましょう。

SharePoint Desginerのワークフローエディターには、エラーチェック機能があります。念のためそれを実行ください。

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問題なければ、[ワークフローにはエラーはありません。]とメッセージ出力されます。

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後は、SharePoint Serverに発行します。

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各種アップロード処理が行われます。

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これでSharePoint Designerでの作業は終わりです。

SharePoint上のワークフロー設定

ワークフローは、任意のタイミングで手動起動もできますし、今回やろうとしているようにタイマーも含む特定のイベントが起こったときにも起動できます。

まずは、手動での動作確認をしてみましょう。

変換元ライブラリに移動します。今は空です。

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任意のWordファイルをアップロードしてください。

アップロード後、ファイルを選択すると、リボンにて面白そうな機能群が現れます。ここでは手動にて行うそれを、無視して、

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ファイルを選択し、[ワークフロー]を選択します

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該当ファイルに対してのワークフロー起動画面になります。
ここでは躊躇せず、再程作成した 「ePUB自動変換」 ワークフローを選択します

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先ほどのSharePoint Designerで何も画面を作成していませんでしたので、味気ない画面ですが、ここでは [開始]をクリックしてワークフローを起動させます

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6MBのファイルで5秒程度でしょうか。処理が終わるとドキュメントライブラリの画面に戻ります。ワークフローの状態がリストでわかるようになっていて [完了] と表示されていると思います。

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この画面をクリックすると、ここのステップの経過時間や誰がそれをしたのかなど、人との作業も含めた履歴を見ることができます。

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さて、結果を実際に確認してみましょう。
結果は「EPUBリスト」ライブラリに出来ています。

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結果確認ですが、マルチデバイス対応のためにも、そして残念ながらIE9のEPUBアドインがまだない事もあって、firefox EPUBREADERにて結果をみます。
ブラウザにEPUBビューアーの機能がついて何がいいかといえば、いちいち画面を切り替える必要が無いという事です。勿論、SharePointの出力はHTMLが主ですから、Firefoxからでも閲覧できます。

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次回は、様々な方法でファイルが投入できるSharePointの特性を活かして、ファイルが自動生成されたタイミングで、このワークフローを起動させるようにします

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