Windows Azure Media Services SDK for .NET の開発時のインストール手順

いよいよ Windows Azure Media Services が商用サービスインを迎えます。
ここでは、開発環境の作成手順をご紹介します。といっても、NuGetにて行えますので、開発をする「都度」実施することをお勧めします。もっと言うなら、単なるDLLの設定です()

事前準備

開発環境作成に必要なものは以下の通りです。

  • Windows 7, Windows 8, Windows 2008 R2
  • .NET Framework 4.5 or 4.0
  • Visual Studio 2012, Visual Studio 2010 SP1
  • Windows Azure Media Services SDK 2.0.1.0

大まかな手順:

  • Visual Studio のインストール
  • NuGet による Windows Azure Media Services SDK for .NETおよび必要モジュールのインストール
  • 動作確認
    • Windows Azure Media Services アカウントの作成
    • 接続確認

参考情報

MSDN – Setup for Development on the Media Services SDK for .NET
http://msdn.microsoft.com/en-us/library/jj129588.aspx

1) Visual Studio のインストール

ここでは詳細なインストール手順は割愛します。
マイクロソフトのサイトや、私の以前のBlog POSTをご参照ください。

2) NuGet による Windows Azure Media Services SDK for .NET および必要モジュールのインストール

NuGetは、関連モジュールを一度にインターネットからインストール、構成してくれるツールです。また、.NETの場合は、ライブラリの検索順序はまずは自分のフォルダであったり指定できたりするため、OSの共通部分に必ずインストールする必要性はないのですが、NuGetはまさにこの原理原則にのっとって、自分のプロジェクトだけに必要なモジュールをインストールしてくれます。実行ファイルサイズは多少大きくなりますが、単一OS内部で、複数バージョンの開発・テストが出来る事を考えれば大変意味があります。

では早速インストールしていきましょう。

  • まずはVisual Studioを起動します。
  • 適当なプロジェクトを作成します。ここでは、[Windows] – [コンソールアプリケーション] を作成します。
    この意味ですが、Windows Azure Media Servicesは、それ自身必ずしもWindows Azure上で使うものではありません。Webアプリケーションである必要もありません。オンプレミスのシステムにも、もっと言うなら、こういう「ツール」的なアプリケーションからでも使う事が出来るのです。Windows Azure Media Services自身が「メディアハブ」としての位置づけももっています。
    そして、デバック等々の手間を考えまして、学習用にはもっともシンプルな
    「コンソールアプリケーション」
    が個人的にはお勧めです。


  • NuGet のインストール。もし、NuGetをまだインストールしていなかったら、以下の手順でインストールをしてください。
    • [ツール] – [拡張機能と更新プログラム]


    • ここで、左側のツリーにて [オンライン] を選択して、Visual Studio 拡張ツールを検索します。「NuGet Package Manager」を選択して、[ダウンロード]を押します。
      この画面は、インストール後のもので、正しくインストールされていると、緑のチェックボックスが付きます。

    • これで、NuGet は正しくインストールされました。

  • Windows Azure Media Services SDK for .NETのインストール。
    • 「ソリューション
      エクスプローラー」
      の中の [参照設定] を右クリックして、[NuGet パッケージの管理] を選択します。

    • 画面右上の検索ボックスに「Windows Azure Media」など適当なキーワードを入れて検索します。かなり先の方にあるので、検索した方が早いです。
    • インストール途中で、「ライセンスへの同意」画面が表示されます。それぞれのライセンス条項をご確認の上、[同意する] ボタンを押して先に進みます。


    • 以下の様に「NuGet パッケージの管理」画面で、Windows Azure Media Services .NET SDK の欄に、緑のチェックボックスがついたら正しくインストールされています。

    はい。実際には、これでSDKのインストールは完了です!

3) 動作確認

実際にWindows Azure Media Services APIが呼び出せるかの確認を行います。

3-1) Windows Azure Media Services アカウントの作成

Windows Azure Media Services を使うためには、Azureとは別に専用「アカウント」が必要です。管理コンソールから作成をします。
作成手順は、ベータのころと同じですので、私の過去のBlog POSTをご参照ください。

3-2) 接続確認

Windows Azure Media Servicesは、常に “CloudMediaContext” オブジェクトを使ってセッション管理を行います。これで接続が出きれば、後はやり放題です。

作成したVisual Studio のプロジェクト内で、以下のコードを書きます。コンソールアプリケーションの場合は、「Program.cs (C#の場合) ファイルになります。

  • 名前空間の宣言

using Microsoft.WindowsAzure.MediaServices.Client;

  • コード内

ここでは、static void Main(string[] args) 内部に以下を追加します。

    var context = new
CloudMediaContext(“<
アカウント名>”, “<アカウントキー>”);

    Console.WriteLine(接続成功!”);


<
アカウント名><アカウントキー>
は、Windows Azure 管理画面から取得ください。
ちなみに、このアカウントはこの投稿のためだけのものなので、もう存在していません()

  • 実行! [F10]キーでステップ実行がおすすめです。
    ステップ実行をして、contextオブジェクトのインスタンス内のデータを[ローカル]ビューで見てみると、実に多彩なデータにアクセス出来る事が分かります。

これで、完全終了です!

Windows Azure Media Services は、映像を専門に取り扱う方だけのものではありません。
今まで知識・経験等が必要で、特に大規模アクセスがあり得るインターネットビジネスでの対応は「インフラ」の知識を要求されました。そのご経験が少ない方でも単純化されたAPI群を呼び出すだけで、世界規模のスケールで動画配信が可能になります。

是非ともチャレンジしてみてください!

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中