Azure Media Services Live streaming などがPublic Previewになりました

9.11は、ビデオの世界にとっても大事な日になりました。

今日、Microsoftは、Azureの各種機能強化を発表し、その中にAzure Media ServicesのLiveの機能がついにPublic Previewになりました。つまり、クラウドのコンピューティングリソースを使って、幾つもの映像配信チャネルを簡単に作成できるようになりました!

Azure Media Services Launches Proven Live Streaming Platform:

http://azure.microsoft.com/blog/2014/09/10/azure-media-services-launches-proven-live-streaming-platform/

 

Live Streaming は以下のアーキテクチャになっています。「チャネル」に映像/音声を送信し、それは、Blob 「Storage」に保存されます。同時に、「ストリーミング エンドポイント」に送信され、各種デバイスに応じたストリーミング方式に変換がなされます。

 

早速、Live Streamingを使ってみましょう。コーディング無しでも結構いけますよ!

 

用意するもの:

  • こちらのドキュメントにあります通り、Wirecastに限らず、Smooth Streaming かRTMP出力できるエンコーダーであれば動作します。ここに挙げられているもの以外でも、動作すると思います。

        Smooth Streaming: Elemental, Envivio, Cisco, RGP

        RTMP: Adobe Flash Live, Wirecast and Tredek encoders

     

  • Azureの契約(笑)

    お持ちでないかたは、こちらから。

    Microsoft Azure 無償評価版:     http://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/free-trial/

 

手順:

注: 2014.9.16: Wirecastの手順を一部アップデートしました。

  1. Azure Media Services のアカウント作成

    これは、困らないと思いますが・・・

    メディア サービス アカウント の作成方法

     

  2. [ストリーミング ユニット] の有効化

    多様なストリーミングプロトコルに対応するために、Dynamic Packagingの機能を有効化します。

    [ストリーミング ユニット] を1以上にする手順

  • 上記ドキュメントでは「ストリーミング ユニット」が「オンデマンド ストリーミング占有ユニット」と表現されていますので、ご注意ください。頑張ってドキュメント更新します!

Dynamic Packaging: http://msdn.microsoft.com/library/azure/jj889436.aspx

 

  1. [チャネル] の作成

    チャネルの一つ一つが映像信号になります。そして、Playerに渡すURLが1つできます。これをたくさん作成できます!!!

    1. 画面下の[追加]を押して、新規チャネルを作成します。
      今回はWirecastからRTMPにて配信しますので、[取り込みプロトコル]をRTMPにしています。

    2. 右下のチェックボタンを押すことで、チャネルが作成されます。5-6分くらいですかね・・・

    はい! できました。

  2. Wirecastからの配信設定

    ここでは、無償評価版を使ってみます。
    Wirecastでは、配信用の設定を行うと、その設定情報をファイルとして保存できますので、何度も繰り返し使う場合には大変便利です。

     

    1. Wirecastのメニューの[配信] – [配信の設定]に移動します。

       

    2. 出力先を選択で[RTMPサーバー]が表示されている状態で[OK]を押します。エンコード方式や、出力先の設定などをこの先で行います。

    3. [エンコード]のメニューから[新規プリセット]を選択します。

    4. エンコーダー設定を行います。Wirecastのデフォルト設定では、ビデオ エンコーディングで「x264」のエンコーダーが設定されますが、現在のAzure Media Serviceでは、「H.264」のみがサポートされています。ライブエンコードの機能は提供されていませんので、ご注意ください。

      以下、サンプルです。

    5. 「保存」を押して、プリセットとして保存をしてください。
    6. [配信設定] の[アドレス] にAzure Media Servicesの[取り込みURL]を設定します。コピーアンドペーストします。

       

       

      ご注意: 配信先によっては、コーデック等、細かい設定が必要になるかもしれません。その場合は、Wirecastの中で設定をしてください。

       

  3. カメラの設定

    ライブっぽく、PCに接続されているカメラを使います。PCからカメラデバイスとして認識されていれば、Wirecastで取り込めます。
    画面、下部の[ブランクショット]の中で、カメラのアイコンがあります。これをクリックして[Integrated Camera ショットの追加]を押します。

     

    はい。映像が出てきました!

     

  4. ストリーミング配信開始

    Wirecastの場合、2画面表示されます。
    ・左の映像はこれから出そうとするもののプレビュー。つまり、作業エリア

    ・右の映像は、配信している映像

    これらの切り替え、つまり、プレビュー映像の本番への配信は、画面中央の「矢印」のボタンで行います。

     

     

    矢印のボタンを押すと、下図のように、本番へ配信している映像を確認できます。

     

    この時点では、Azureに配信されていません。画面上部の[ストリーム]というボタンを押します。押した瞬間から、Azureに配信が開始されます。

     

    配信中は、このボタンが赤枠で囲まれます。

     

  5. エンコーダーからの映像のAzure上での確認

    Azure 管理画面の画面下部に[再生]ボタンがあります。このメニューから[プレビューURLの再生]を押して、プレビュー映像を確認します。

     

    はい、来ていますね。

  6. 外部へ公開

    この時点では、外部からはアクセスできません。[ストリーミングの開始]ボタンを押して、インターネットでのライブ配信を開始します。

     

    はい、出来ました。

    1-2分ですね。

     

  7. PlayerへのURLの設定

    各種Playerに、[発行されたURL]を設定ください。

     

    Smooth Streaming の確認用Silverlight Player: http://smf.cloudapp.net/healthmonitor

     

    HLS – iOS/Android。HTML5 Videoタグにて。Webブラウザにて確認できます。

        iOSの場合は、URLの最後に、以下の文字列を追加してください。

            (format=m3u8-aapl)

        Androidの場合は、こちらを推奨します。

            (format=m3u8-aapl-v3)

     

    ご参考: Dynamic Packaging: http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/jj889436.aspx

     

    MPEG-DASH: http://dashif.org/reference/players/javascript/1.2.0/index.html

        今日時点の最新のJavaScript Reference Playerは、1.2.0です。
        同じく、URLの最後に以下の文字列を。

            (format=mpd-time-csf)

        IE11でみてくださいね(笑)

     

    これで、マルチデバイスにライブ配信が出来ました。

     

  8. Video on Demand (アーカイブ)の作成

    何もしなくても、アーカイブが作成されています。

    Wirecastからのエンコードを停止。チャネルの[ストリーミングの停止]をして、Azure 管理画面上から、「発行されたURL」が無くなっても。もっといえば、チャネルを削除しても。同じURLで再生できます。

    これは、LiveとVoDが透過的に連動しているからです。

    [コンテンツ]の画面に移動をしてみてください。過去行ったライブ配信のデータがアーカイブとして保存をされています。

     

    いかがですか?

    ここでは、Azure管理画面から、基本的なライブ配信を行いました。

     

    スケールアウトのためにどうするか、暗号化はどうするか、アプリケーションとどう連携するか、モニタリングはどうするか、可用性をどうするか、などはまた別の機会にと思います。

     

    まずは楽しんでください!!!

    ご参考: [MSDN]: Using Telestream Wirecast Encoder with Media Services:
    http://msdn.microsoft.com/en-us/library/dn783449.aspx

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