Windows Azure WebSite へのPHPアプリケーション作成手順

WebSiteの作成

Windows Azure 管理ポータル (https://manage.windowsazure.com/) にログインします。

画面左下の[新規]から、[Webサイト] – [簡易作成] を選択し、以下の項目を設定します。

URL: 任意

地域: 任意。日本から一番近いのは[東アジア]

[Web サイトの作成] をチェックすると、10秒程度でサイトが出来上がります。

この図では d1.azurewebsites.net にWebサーバーが稼働していて、テストページが閲覧できます。

PHPファイルのアップロード

FTPにてアップロードが出来ます。ここでは、ffftpを使ってアップロードを行います。

Ffftpを起動します。

ここでは[クイック接続]で、Windows Azure WebSiteに接続をします。

接続先設定のダイアログボックスが表示されます。

それぞれの入力項目を、先ほど作成したWindows Azure WebSiteの管理画面から取得します。

Webサイト の右矢印をクリックします。

[ダッシュボード]に移動します。

画面右側に以下の項目があります。これを先ほどのffftpの接続先ダイアログにセットします。

FTPホスト名

デプロイ / FTP ユーザー

パスワードは初めてWebSiteを作成するときに、ご自身で設定したものです。もし失念してしまった場合は、作成したWebSiteのクイックスタート画面 (一番最初の画面)に戻り、[デプロイ資格情報のリセット]から新規パスワードを設定します。

以下の様にftpで接続できます。

[site] – [wwwroot] の下が、実際のWebServerのルート項目です。

以下の様なサンプルのphpファイルがあります。

Index.php:

<html>

<body>

<?

phpinfo();

?>

</body>

</html>

これをffftpの画面にドラックアンドドロップします。

これで、phpファイルのアップロードは完了です。

更新されたファイルを確認するため、同じサイトにアクセスします。ブラウザーキャッシュが残っていますので、ブラウザーのリフレッシュを行ってください。

phpが稼働している事を確認できました。

その他

サーバー側の設定項目もありますので、ご確認ください。

[構成]

WebSiteでの、Web Serverの設定を確認できます。

[スケール]

インスタンス数です。サイト作成時と同じように10秒程度で、台数を増やせます。台数を増やすには、Webサイトのモードを、有償の[共有]か[標準]にする必要があります。

無料はあくまで開発時の動作確認用です。