EPUB3 の日本語策定がイースト様によってなされています。EPUB自身は、NewsMLなどと同じく編集の状態というよりは、配信時に向いているのかなという見方もあると思います。
EPUBの魅力は、マルチデバイス対応がやりやすいということに尽きると思います。個別クライアントアプリを作成してもいいですし、Webブラウザーが今後対応してくるかもしれません (Firefoxのプラグインがすでに出ていますね)。
既存のドキュメントは、以外と Word でお持ちの場合も多いと思いますので、それを「活かす」ために、
- 文書作成: Word
- 文書管理: SharePoint
を前提に、EPUBのドキュメント生成ツールを見つけましたので、共有します。電子出版関連の方の中では、メジャーなツールなのかもしれませんが。
- ファイルコンバーター Aspose.SharePoint: http://www.aspose.com/community/files/73/sharepoint-components/aspose.total-for-sharepoint/default.aspx
インストールは至って簡単なので、ここでは省略します。SharePointのどのサイトで機能を有効化するかを注意して選択してください
使い方
ここでは単純なシナリオのみ。SharePointをわざわざ使っているということは、サーバー側でバッチ的に大量処理できる可能性があるという事だけを抑えてください。それも後日試してみます。
- ファイルが出力場所に出来ています。
出力結果の確認
ここでは、FirefoxのEPUBReaderにて出力結果を確認してみたいと思います・・・がんばれ、IE9! どなたか、EPUBReaderのアドインを!!!
単純に、拡張子 EPUBのファイルをそのまま開きます
結構良さげ!!!
ファイルの単体変換なら、既存ツールでどうにでもなるのですが、サービス提供をする方や、企業内で使うとなると、それなりの量をこなす自動化が必要だと思いますので、今後その道も調査します。