私のLenovo T60p をVista 32bitとWindows Server 2008 64bitのデュアルブート構成にしてHyper-Vを使っています。最近お会いした皆様であれば、Windows Server 2008でご紹介したことがあるのをご存知かと思います。
使ってみて便利だったことですが:
- PCでも動く: 最近のPCのCPUはx64互換なので、Windows Server 2008がインストール可能なPC/Serverであれば大丈夫です。ちなみに、T60pは「Designed for Windows XP」のロゴが張ってありますが(笑)
- 管理はファイル: .VHDファイルが仮想OSの実態です。じゃ、サーバーのバックアップは?ファイルのバックアップですね・・・じゃ、サーバーの構築は?VHDファイルのコピーですね。
- パフォーマンスは?: Virtual PC 2007に比べると体感ですが1.5-2倍くらい反応速度が速くなっている気がします
逆に、ちょっと手間だったことですが:
- Virtual PCとのハードの違い: Virtual PCで作成したVHDファイルをHyper-Vに持ってくるときですが
- Virtual PCの機能拡張は、Virtual PC上でアンインストールする必要がある
- HALを更新してあげる必要がある場合がある。msconfig.exeにて、HALを認識させる必要があり
- NICが増えて見える場合がある。レジストリでの削除が必要(?)
初期導入時の使いやすさもそうですが、長期的にハードを入れ替えたりすることを考えれば、単なる物理サーバーの統合以上のメリットがあると思います。
仮想OS上でのハードの追加も容易ですし。
特にサーバーでの業務システムの本来のライフサイクルに近づけられることが最大のコストメリットだと思います。OSが変わるからという検証をする必要が無くなります。
是非お試しを!