前回の作ったワークフローを、ファイルアップロード時に自動実行できるようにします。
SharePoint Designerで作成しましたので、同じくSharePoint Designer 上のワークフロー設定を一つやるだけです。
注意点ですが、SharePoint Server 2010では、ワークフローの自動起動は、「システムアカウント」からはできません。個人的には不可解な仕様なのですが、それ以外のアカウントにてファイルのポストをお願いします。
さて、前回のポストの発展系でバッチ処理の第一歩を試してみました。なんと、Aspose.SharePoint は、ワークフローのアクションまで提供してくれていました・・・
ここでは、SharePoint Serverの特定のフォルダにファイルをアップロードした後に、手動で起動すると、ePUB自動変換をするワークフローを作成します。
次回に、手動起動ではなく、自動起動をさせます。
CMSとしては、それらの関連付けだけ管理できていれば、該当コンテンツをマルチデバイスで提供するのはたやすいと思います。
皆さんがすべきことはただ一つ。画面のアプリを作るだけです・・・HTML5だろうが (with JavaScript = JSON)、Webブラウザー + EPUB Readerだろうが・・・
EPUB3 の日本語策定がイースト様によってなされています。EPUB自身は、NewsMLなどと同じく編集の状態というよりは、配信時に向いているのかなという見方もあると思います。
EPUBの魅力は、マルチデバイス対応がやりやすいということに尽きると思います。個別クライアントアプリを作成してもいいですし、Webブラウザーが今後対応してくるかもしれません (Firefoxのプラグインがすでに出ていますね)。
既存のドキュメントは、以外と Word でお持ちの場合も多いと思いますので、それを「活かす」ために、
を前提に、EPUBのドキュメント生成ツールを見つけましたので、共有します。電子出版関連の方の中では、メジャーなツールなのかもしれませんが。
インストールは至って簡単なので、ここでは省略します。SharePointのどのサイトで機能を有効化するかを注意して選択してください
ここでは単純なシナリオのみ。SharePointをわざわざ使っているということは、サーバー側でバッチ的に大量処理できる可能性があるという事だけを抑えてください。それも後日試してみます。
ここでは、FirefoxのEPUBReaderにて出力結果を確認してみたいと思います・・・がんばれ、IE9! どなたか、EPUBReaderのアドインを!!!
単純に、拡張子 EPUBのファイルをそのまま開きます
結構良さげ!!!
ファイルの単体変換なら、既存ツールでどうにでもなるのですが、サービス提供をする方や、企業内で使うとなると、それなりの量をこなす自動化が必要だと思いますので、今後その道も調査します。